ここに住む私たちの手で40回目になるまでつないできた、神埼の夏の祭り。 二千年の歴史ある櫛田宮が見守りつづけた、神埼のまちの力を取り戻そう。 つないでいこう。馬のクッシーがみんなの想いを乗せて運びます。
About This Project
つなぐくしだ
住民・地元の商人主体の祭りとしては珍しく、次回で40回目を
迎えるほど長く続いてきた神埼の夏の祭り。櫛田宮を中心に、
道自体が会場となり、いつもの街が夏の夜の特別な雰囲気に包まれます。
私たち神埼町民にとっていつまでも胸の中に鮮やかに残るこの祭りは
代々、地元の大人たちが「子どもたちを楽しませよう!」と真剣に取り組み、
また自らも大いに楽しんで、つないできたものです。
2020、2021年とコロナ禍によって中止となった神埼の夏のシンボル。
夏祭りが行われない街道は、いっそう寂しさを増すように感じられます。

来年はかならず。みんなで、いつものあの夏の夜を作り上げよう。
40年、自分たちで作ってきた祭りという無形の宝を、つないでいこう神埼のまちの力を取り戻そう。
そんな思いで始まったこのプロジェクトのメインキャラクターは、「クッシー」という馬です。

実に二千年近い歴史のある櫛田宮は、弥生後期に、
ヤマトタケルの父、景行天皇が創建したと伝えられる日本有数の古社。
神埼人にとって、櫛田宮は、夏の祭りと一体で、また、まちの中心にある、
みんなの思い出の場所でもあります。
境内にそっと佇む石馬を覚えていますか?神様を運ぶ、この優しい顔の馬。
みゆき大祭でもかつては馬が行列の中心にあり、また境内には桜の馬場通りがあったり、
近くには馬場川が流れていたり、実は馬は櫛田宮にとって縁の深い動物なんです。
これからクッシーが、みんなの想いを乗せていきます。
私たち皆で育てて、次へつないでいきましょう。



